「流れに身を任せる。」
というのは、 流れに身を任せている自覚があるからできること。
流れを察知して、 自らの意思でもって
身を任せているという自覚がないと、
流れに飲まれて混乱してしまう。
そんなことがあります。
「黙って身をゆだねて」 と言われても、
そこに心地よさがあることも自覚していないと、
ゆだねること自体が、我慢、 苦痛になってしまうかもしれません。
今回はそんな、 心の柔軟性・臨機応変な様について、
シャンティシャンティで実践している ヨガの観点からお伝えします。
『無意識に慌てて反応してしまう』
そんなことがあります。
熱い鍋に指が触れた瞬間、 意識よりも早く腕が離れてくれます。
無意識が外からの危険をいち早く察知して、 私たちを守ってくれます。
ですが、危険ではないヨガをしながら、
内面で葛藤をつくり、 同じように、
反射的に反応することがあります。
ポーズに向かうプロセスの中で、 体の硬さに気づく。
コリや、体の中でのぶつかり合いを感じる。
その瞬間、『無意識に慌てて反応してしまう』
硬いところを無理に伸ばそうとする。
コリやぶつかり合いをなんとかしようとする。
それは、危険を察知した反射ではなく、
人と比べたり、自分に否定的な判断をくだす、
心の癖であり、内面の葛藤です。
心が無意識に、慌てて反応しているのです。
これらの反応に対して、
シャンティシャンティのヨガではどのように取り組んでいるのか、
それは次回、お伝えします。
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