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『なぜ、待つこと』が、必要なのか②【ヨガの記事】



こんにちは。

ヨガスタジオシャンティシャンティです。



いよいよ、

『待つこと』についてのまとめの話になります。



前回の話で、

周囲との比較から、

「硬い」という思いが生まれる。



ということをお伝えしました。

今回は、その思いが生まれてからの話になります。



ヨガに取り組む中で、

様々な思いが生まれます。



多くの場合、

それは周囲との比較によって生まれます。



できている、できていない、

硬い、柔らかい、

強い、弱い、

等々・・・

その動きを続けていき、

かつ、その動きをゆっくりにし、

最終的には静止することで、

その思いも静まっていきます。



「硬い」とか「弱い」とか、

そういう思いが活動を停止します。



停止すると、

徐々に新しい感覚に気づけるようになります。



それは、

「今、私の体はこのくらい伸びた」

とか、

「今、私の背中のコリが緩んだ」

という、

周囲との比較ではなく、

純粋に自分の体の中の変化に気づく感覚です。



この感覚は、

いろんなものが静まってから、はじめて獲得できる感覚です。



自分から手に入れようと思って、

手に入れれる感覚ではないのです。



むしろ、

その「手に入れよう」という思いが静まってからでないと、

手に入れることはできません。



そして、

この感覚を手に入れることが目的の一つなので、

シャンティシャンティのヨガでは、

『待つことー反応しないこと』

という考えにもとづいてレッスンを行っています。



いろんなものに振り回され、

反応しなければいけない現代生活だからこそ、

定期的にヨガの時間を設けて、

新しい感覚を磨いていくことが必要だなのです。





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ヨガ・ピラティスで心身ともに健やかに!

盛岡大通りにあるヨガスタジオ 

シャンティシャンティ

〒020-0022 盛岡市大通1-11-2-2F

TEL:090-4550-2605

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